魚資格でできることとは?

魚資格講座は諒設計アーキテクトラーニングが主催している講座で、シーフードソムリエと魚料理アドバイザーという2つの資格を取得できる講座です。

この魚資格を取得すると、魚のさばき方、タコやイカの調理方法、新鮮な魚の見分け方や選び方を学べて、魚料理の歴史などから魚の栄養素、成分、健康作用についての知識なども身につけられます

タコ・イカの捌き方と料理法

栄養面だけでなく、お魚を使用した調理レシピのアイデアにもなり、魚の料理教室、料理教室での新しいコースやプランの追加、魚さばき教室のオープンなどもできるため、様々な側面において魚の知識を生かすことが可能です。

魚資格では、魚の捌き方が学べるというのが一番目立った点ですが、魚の体の構造なども学んで、YouTubeなどの魚さばき動画を見て真似することによって、ほとんどの流通する魚は捌けるようになるでしょう。

ただし、シガテラ毒の多い魚やふぐのような毒のある魚は捌けないのですが、市販されて流通にのる魚市場、卸売市場で入手できるものに関しては、およそほとんどは調理できるようになるでしょう。

練習が最も重要になり、刺身包丁や出刃包丁がないとさばけないような場合もあるのですが、この機会に必要な包丁を揃えるなどをして、本格的に料理を楽しんでみるのも良いかも知れません。

魚をさばけると家計も楽になる

魚を自身でさばけるとかなりコストを削減することができます。60cmのサケを1匹捌けるようになると、切り身はちょうどよい食べごろサイズにして50切れは取れます。

アジは二枚おろしもおすすめ

60cmのサケ一匹は価格は大体2000円から3000円ほどで入手できるため、50切れで高くても3000円とすると1切れ60円ほどになります。

スーパーで鮭の切り身を飼うと3つはいって200円から300円ほどかかり、1切れあたりはだいたい100円かかってしまうため、1切れあたりは40円ほどの節約、トータルでは2000円以上の節約になります。

さらに、サケのハラスやカマ、テール近くなどの肉があると、その分も食べられるので、ほぼ半額ほどの価格でサケ1匹を食べられることになります。

スーパーの少し品質の落ちた半額サケではなく、新鮮で自身でさばいたサケは、最初から半分ほどのコストで栄養満点で新鮮な状態のまま味わえるというメリットもあります。

新鮮なサケは身もプリプリで焼いても見がほぐれにくく非常に食べやすいです。サケのハラスはDHAやEPAなども豊富に含んでいて肌質の改善やビタミンB、ビタミンD・E補給も可能で健康作用も大いに期待できます。

魚を買うよりも一本まるごと購入して自分で捌くようにしたほうが断然お得です。

魚で健康維持とボケ防止できるかも

魚には子どもにも大人にも欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

とくに水温でも固まらない脂質、DHAやEPA、吸収されやすいアミノ酸等は魅力的なもので、若い子どもに取っては脳の働きをサポートするものとして、大人にとってはボケ防止や迅速かつ適正な判断をするために欠かせないものとして必要な栄養素です。

夏が旬のお魚とおいしい食べ方

DHAやEPAは日頃、現代のストレス社会でどんどん消耗していくものなのでどうしても不足状態に陥って頭がボーッとしたり、脳が疲弊して疲れたままになってしまいます。

これらが不足すると判断が正常にできなかったり、計算や暗記ができなくなったりしてしまうため、子どもも大人もともに必要です。

この魚由来の栄養素はサプリメントなどに濃縮して含まれている場合もありますが、サプリメントではHPMCや増粘剤、ヒプロメロースなどの添加物も合わせて摂取することになるため、時には吸収が悪く、吸収率がかなり落ちてしまって適正量摂取していても成分としては不足する状態になることもあります。

このDHAやEPAは青魚からとくに効率的に摂取可能で、サバ、サンマ、イワシなどを食べるのが理想的です。とくに秋はサンマにDHAやEPAが豊富に含まれ、1年を通してバランスよく栄養を補給したいならばイワシや煮干しを食べるようにすると良いでしょう。

乾燥した小魚を食べるのもミネラル分補給、カルシウム補給になるので非常に効果的です。

子供の成長に魚は必須

子どもの成長には魚に含まれている栄養素はとても効率的で、サプリメントや他の食材から栄養を補うよりも魚から栄養補給したほうが断然成長にとって良いとされています。

日本で食べられる独自のお魚まとめ

ほぼ例外なく、身長がよく伸びている家庭の子どもはおやつにピーナッツと煮干しが混ざったものを食べていたり、両立な魚を何かしら食べていたり、サケやサンマ、イワシなどを工夫して摂取していることが殆どです。

日本人は乳製品の乳を分解する酵素を持っておらず、代わりに海苔を消化吸収したり、小魚から栄養を補給したりする力は備えているので、生まれながらの性質も正しく学び、子どもにとって最も効果的に栄養を与えてあげましょう。

大きい魚や骨付きの魚は子供のほとんどが嫌がりますが、三枚おろしにして腹骨を取り、刺し身を作るときの要領で背中の骨も取ってから焼いてあげると子供もばくばく魚を食べてくれます。

ただ食べる段階の骨取りが面倒で食べたくないと言っていることは多いので、時にはお刺身、時には焼き魚で味も飽きないようにしてあげると良いでしょう。そこに身長サプリを合わせることで、身長が伸びるのに必要な栄養と体内環境はほぼ整います

魚資格で料理教室の講師もできる

諒設計アーキテクトラーニングの魚資格を取得すると、料理教室などで講師を務めることも可能です。

魚の熟成方法とおいしい食べ方・発酵食

資格はなくても講師はできるのですが、魚資格の取得によって、魚の捌き方や魚のお刺身の作り方、お寿司の握り方などを教えるときにも有利に働きます

資格をチラシやブログ、公式サイトに記載できれば集客効果も期待出来るので、是非活用してみてください。

アニサキスや食中毒には注意が必要

魚資格を取得して料理教室を開く場合には、アニサキス、食中毒には十分気をつける必要があります。アニサキスはかなりありふれた魚の寄生虫で、自分でさばいて魚を食べるときにはとくに注意が必要です。

アニサキスの見つけ方と安全な処理方法

古くなった魚はその内臓にいたアニサキスが身の方まで逃げてしまっていることもあり、時にはアニサキスの卵が身についていることもあります。

捌き方が下手だったり、しっかりと内蔵を処理していない、包丁が汚いなど下手な調理をするとアニサキスがつくことがあります。このアニサキスの致死温度はマイナス数度ですので、24時間一般家庭の冷凍庫で完全に凍らせればほぼ全て死滅します。

確実にアニサキスが死ぬのは加熱調理したときなので、お刺身を料理教室で出すときには捌き方の十分な練習が必要です。万が一アニサキスで腹痛を起こしても責任は取れないことは、事前に理解を得ておかないと大変なことになります

この点は確実に気をつけて、互いに教える側も教わる側も理解が行き届いている状態にしましょう。

【感想】新鮮な魚をさばけるようになった

これまで私が開いていた料理教室では、魚をさばくといってもせいぜいサンマやイワシだけでした。ある時魚市場に言って魚を見た所、普段は切り身で200円のサバが一匹で200円で売っており、切り身にすると600円分くらいのものが売られていることを知りました。

そのため、家計の苦しい主婦や料理教室に通ってきている生徒さんにその事実を伝えて、自分でさばくことのメリットを伝えようと思いました。

しかし、一匹まるごとさばく場合には、内臓の処理やアニサキスの心配などもあって本格的に資格を取得しようと思い行き着いたのがこの諒設計アーキテクトラーニングの魚資格講座でした。

もともと、知識はあったのですが、歴史や栄養面の詳細までは学んでおらず、新鮮な魚の見分け方なども学べたので少しプラスになりました。

料理教室で魚の捌き方講座をやるという宣伝チラシを渡すときにも、取得した資格名を書いて渡せたので集客はかなりうまくいきました。ブログとSNSでもたくさんの反響とアクセスがあって、とても満足のいく結果になりました。

資格取得にお金がかかりすぎるのが難点ですが、通信講座はどこもこのくらいの金額で、むしろ2つの資格を同時に取得できるのはプラスでしかないと感じました。

【感想】敬遠していた魚料理が楽しくなった

これまで魚が体にいいことは知っていましたが、どうも魚の骨や皮、脂の飛び跳ねなどが嫌で魚料理をあまりやっていなかったのですが、夫婦で話し合った所、子どもの成長期に備えて魚をしっかり与えようという話になりました。

そこで、なにか良い方法はないかとネットで検索していたところでシーフードソムリエという資格が目について飛びつきました。野菜ソムリエの資格は持っていたので、それを旦那に相談した所通信講座で少し高いけれどOKしてくれて、資格も取得できました。

内容はかなり簡単でとくに課題提出はだいぶ楽勝でした。資格取得後最もハマっているのは魚を一匹さばくことと、そのあとお刺身で食べること、また、ホイル焼きにして片付けしやすくし、毎日のように魚を出せるようになりました。

自分でさばくので骨なしの状態で出せて、魚も新鮮なままで食べさせられるため、子どももしっかり食べてくれています。どうやらスーパーで買ってくる魚はまずいようですが、一匹まるごとさばく魚はおいしいようで飽きずに毎日食べてくれています。

おやつに煮干しも与えているためか、だんだんと子供の身長も伸びてきて工夫した甲斐があったなと思っています。今度はもう少し大きい魚やイカ、タコなどもさばいてみようと思っています。