イカ・タコが一番おいしい時期と調理法

いかやたこは魚介類の中でも特に人気が高いものの一つです。刺身としても食べることができるほか、寿司のネタにもなり、煮物やお米と合わせた使い方も可能です。

いかやたこは脂がのってくる時期というものは特にありません。一年を通して漁獲されるもので、特定の時期に依存しません。ちなみに日本は世界でいちばんタコを消費している国です。

イカやタコは使い勝手が良い分、様々な調理法を選べる食材です。それぞれの調理法についてご紹介します。

まずイカですが、イカを下ごしらえするときは内臓の処理をしっかり行うことが大切です。

最初に軟骨と腸を取る作業を行ないます。イカの胴体の尖っているところをつまんで上に少しずつ引き剥がしています。軟骨に沿って外していき最後に軟骨を引き抜きます。

目の下の部分を切って腸の部分と足の部分に分けます。腸と足の間にはくちばしと呼ばれる部分がありますが、これは取り除きます。よく洗った後に水気をしっかりとって、吸盤はペーパータオルでしごいて除去します。エンペラを取った後に顔を剥がし、目と内臓を取ったら下準備完了です。

続いてタコの下処理方法です。

まず頭の袋を裏返します。出てきた内臓を切り離していきます。内臓と実の部分には白い皮がついているためそれを切り離します。

その後目の下に包丁を入れて頭の袋部分と足の部分を切り離します。袋にくっついている女も切り落とします。足の部分にはくちばしが残っているためそれを包丁で切り落とします。

イカの美味しい調理法の一つとして、イカの中華炒めをご紹介します。イカは中華の味付けとよく合います。一口大にカットしたいかとチンゲン菜、ショウガとニンニク、塩コショウだけです。

まず生姜やにんにくをごま油で炒めて香りを立たせます。その後チンゲン菜とイカを一緒に炒めます。全体に火が通ってから塩コショウを使って味付けします。

タコは生でも十分美味しいものですが、暑い時期にはビールのつまみとなる唐揚げにしても良いでしょう。材料はタコと生姜、醤油と酒、片栗粉だけです。

まずすりおろした生姜や調味料でタコに味をつけます。ビニール袋などで一緒に混ぜて味をつけると良いでしょう。味が馴染んでから片栗粉をまぶします。その後油に入れてあげて出来上がりです。