どんな魚もミネラル分が豊富

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5大栄養素の一つ:ミネラル

積極的に摂取すべき5大栄養素があります。それは炭水化物とたんぱく質と脂質とビタミンとミネラルです。このうちミネラルについてはあまり馴染みがないかもしれません。

どんな魚もミネラル分が豊富

炭水化物はお米やパンなどに、たんぱく質はお肉や大豆などに、脂質もお肉などに、ビタミンは野菜や果物に多くあるイメージがあるでしょう。しかしミネラルについてはそれほど栄養素を多く含む食材が思い浮かばないかもしれません。

ミネラルは実は魚介類に多く含まれます。カリウムやカルシウムやマグネシウム、鉄や亜鉛や銅、ヨウ素、セレンなどの必須ミネラルは魚介類を食べることでよく摂取されます

各栄養素の効能

鉄は貧血防止のために役立つミネラルです。カリウムは脳卒中の予防や血圧低下、骨密度の増加につながります。カルシウムは骨や歯などのもとになる栄養素です。

マグネシウムはカルシウムやリンと一緒に骨を作ります。亜鉛は皮膚や粘膜の機能を維持します。銅は赤血球の産生をサポートするものです。ヨウ素は甲状腺ホルモンの基本原料です。ヨウ素が不足してしまうと、発育不全や知能う障害などの問題が生じる事もあり、非常に重要な栄養素です。

リンはカルシウムの次に体内に多いミネラルで、骨や歯を作ったり、エネルギーを生み出す際に必要なものです。

魚には他の栄養素も多い

魚に多く含まれる栄養素はミネラルだけではありません。タンパク質も多く含まれます。魚介類に含まれるタンパク質は動物性のたんぱく質です。

動物性と聞くとカロリーが気になるかもしれませんが、魚介類のタンパク質はカロリーが低いことで知られています。

日本と韓国は世界の中で見ても動物性タンパク質を魚介類から得ていることがデータで示されています。また魚介類にはビタミンDやビタミンE、 ビタミンB12なども豊富に含まれている他、 DHA や EPA、タウリン、バレニンなどの多機能成分が含まれています。

昔から魚介類を多くに取り入れた食生活を送ってきた日本では、魚食を中心にすることで健康が保たれてきたと言えます。

最近は肉を好んで食べる食生活が台頭していて、魚を食べる習慣がある方は以前よりもいらっしゃらないかもしれません。しかし魚を定期的に食する生活は健康ライフにつながるものです

魚は旬の食材の代表格であり、そのレシピのバリエーションも非常に多くあります。魚食に親しんでより一層食生活を豊かにしましょう。

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