柵の状態で刺身を作るメリット
お刺身は見た目が美しいだけではなく、魚本来の旨味を味わえる調理です。マグロやサーモンやカツオ、アジやさんまなどの刺身はさっぱりした味わいや脂を楽しむことが可能で、日本人のほとんどが好みとするレシピです。
しかし刺身はただ身を切っているだけの調理ではありません。
刺身を美味しく美しく味わうためには、柵の状態からきれいにカットするコツを学ぶ必要があります。最初から切られているお刺身を買う方が楽に思えるかもしれませんが、柵の状態から切る事にはメリットがあります。
まず切られている状態の刺身は空気に触れる断面が多いため酸化する部分も必然的に増えます。また時間が経つにつれて乾燥してしまい味が落ちてしまうこともあります。
さらに柵の状態で買った場合は比較的値段が安めになるということもあります。スーパーなどで柵の状態で売ってくれるように頼むと良いでしょう。
刺身を上手に作るコツ
柵の状態から刺身を上手にカットするコツをご紹介します。まず包丁をしっかりと研いでおくことです。切れ味が良い包丁はきれいに切断する事ができます。
よく研がれた包丁を使って刺身を切っていきます。この時のポイントは手の力で切るのではなく包丁の切れ味で切ることです。包丁の背の部分に人差し指を添えて切ります。
根元の部分を柵に当てて、全体を滑らせるように引きます。力を入れず、あくまでスーと引くだけです。イメージとしては半楕円を描く感じです。切れた身は右に寄せて重ねていきます。
この時各刺身の先端部分を一直線上に揃えるように置くと美しく見えます。
魚についての知識を増やす
魚料理を上手に作れるようになると、食卓のバリエーションがさらに広まります。魚の料理といっても調味料を調整したり食材の組み合わせを考えたりするだけではなく、先述のようにどのように魚を切るかという点も重要です。
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