ビタミンDとビタミンEの役割
私たちが健康な生活を送るために必要な栄養素のうち、野菜や果物などからよく摂取するのがビタミンです。ビタミンには様々な種類があり、それぞれに体に役立つ効能があります。
ビタミンBとビタミンCの役割について簡単に説明します。まずビタミンDですが、これは脂溶性ビタミンの一つです。体内でもある程度生成できるビタミンですが、このビタミンにはカルシウムやリンと言ったミネラルの吸収を促進する作用があります。
カルシウムやリンは骨の形成などに関わる大切なミネラルであるため、その吸収を高めるビタミンDは体に非常に大切な栄養素と言えます。もしビタミンDが不足してしまうと、カルシウムの吸収がうまくいかなくなり、その結果骨や歯の形成も滞ってしまいます。
そのため、大人の場合は骨軟化症、子供の場合はくる病などのリスクが高まると考えられます。逆にビタミンBを取りすぎてしまう場合は、高カルシウム血症や腎障害などの恐れがあります。
ビタミンEも脂溶性ビタミンのひとつです。ビタミンEで主要な行動は抗酸化作用です。抗酸化作用とは活性酸素による体内の老化現象を防いでくれる作業です。細胞膜が酸化したり、血液中のコレステロールが酸化すると、老化や動脈硬化など様々な疾患のリスクが高まります。
ビタミンEを摂取することでアンチエイジング作用が期待できます。ビタミン E が不足してしまうと細胞膜の脂質が酸化されるため、神経障害のリスクがあります。逆にとりすぎてしまう場合は出血をする傾向があるため注意です。
ビタミン B とビタミン E を摂取するためには?
ビタミン D を豊富に含む食品としては、魚介類や卵類、キノコ類などがあります。とりわけ塩サケやしらす干しには多量にビタミンCが含まれています。
ビタミン E はナッツ類や魚介類に多く含まれます。あゆやあんこうのきも、さけやます、ぼら、まぐろなどに含まれています。
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